蜂の子をバター炒めで食べよう

蜂の子を美味しく食べるためのレシピとしてバター炒めがおすすめです。
バターで炒めるだけで香ばしい蜂の子料理ができあがりますよ。

バター炒めといえば

バター炒めで思い浮かぶ材料といえば、ほうれん草やブロッコリー、ベーコン、しめじや舞茸などでしょうか。
バターの香りとコクが楽しめるだけでなく、作るのもとっても簡単ですよね。
バター炒めのレパートリーを増やすために蜂の子も試してみませんか?野菜に負けないくらいの栄養素が詰まっている蜂の子もバター炒めに最適です。

蜂の子のバター炒め

レシピ

材料:冷凍された生の蜂の子または巣から丁寧に取った蜂の子・バター・醤油それぞれお好みで
作り方:
a. 温めたフライパンにバターを入れて溶かします
b.バターが溶けたら蜂の子を投入して中火で炒めます
c.蜂の子に美味しそうな焼き色がついたらお好みで醤油をたらします
d.全体に醤油が絡んだら完成
バターのみで楽しみたい方は醤油を入れなくてOKです。
バター風味が香る美味しそうな蜂の子のバター炒めができあがります。
おかずにもおつまみにも適しています。

注意点

決して強火で炒めないでください。
蜂の子が破裂してしまいます。
弱火~中火でヘラを使いながら丁寧に混ぜて炒めましょう。
箸を使ったりヘラで乱暴にかき混ぜたりすると柔らかい蜂の子の身がすぐに崩れてしまいます。
ゴム製のヘラを使うか、フライパンをゆすって炒めてもいいでしょう。
蜂の子が崩れると見た目も悪くなるので気を付けてください。

見た目

蜂の子はもともと白いので、少し茶色に色づいた見た目になります。
バターの油分で少し水っぽくなることがあるのでペーパーで水分を拭き取ってください。
醤油を多めにたらすと茶色が濃くて佃煮のようになりますし、焼き色を多めにつけると見た目にも香ばしさがアップします。
醤油の色や焦げ目があったほうが抵抗感なく食べられるでしょう。

生食した場合でも甘みがあると言われる蜂の子なので、バター炒めにしても甘いまろやかさが残ります。
バターや醤油を多めにすれば蜂の子の味が分からなくなってしまうので、あまりかけ過ぎないようにしましょう。
醤油とバターの香りで美味しく食べることができます。

蜂の子のバター炒めアレンジ

ガーリックソテー

バター炒めした蜂の子にみじん切りしたにんにくを加えて香りが出るまで炒めます。
にんにくの旨みが染み込んで大人のおつまみにぴったりです。

甘辛炒め

バター炒めした蜂の子に醤油・砂糖を加えて炒めます。
砂糖が絡んで蜂の子をコーティングするので食べやすくなります。
蜂の子本来の甘さとも相まってご飯が進みそうです。
蜂の子の佃煮に似た味になるでしょう。

味噌炒め

バター炒めした蜂の子にみりんで溶いた味噌を絡めます。
味噌が絡まって日本人好みの味になるでしょう。
岐阜県で行われる蜂の子のお祭りでは、五平餅という平たくした餅に蜂の子入りの味噌ダレを塗って食べる習慣があります。
蜂の子の味噌炒めをご飯やお餅に乗せると、その五平餅に近い味わいになるでしょう。

蜂の子のバター炒めを楽しもう

蜂の子はビタミンやミネラル、アミノ酸、タンパク質など様々な栄養素が豊富に含まれています。
その蜂の子をバター炒めとして小鉢に入れて食卓に並べるととても栄養価の高いおかずになりますよ。
味付けされていない蜂の子を手に入れることがあれば試してみてはいかがでしょうか。
手軽にできるのでおすすめです。
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