蜂の子で貧血を改善

女性に多い病気のひとつが「貧血」です。日頃から顔色が悪く「疲れがとれない」「体がだるい」「肩こり」「動悸」「息切れ」「頭痛」などさまざまな症状があらわれます。
蜂の子には、この貧血を改善する効果も期待されています。

貧血の原因

貧血には、血中ヘモグロビンの減少が原因の「鉄分欠乏性貧血」や骨髄の異常が原因の「再生不良性貧血」、赤血球の増殖が原因の「巨赤芽球(きょせきがきゅう)性貧血」、赤血球の破壊が原因の「溶血性貧血」の4つの種類があります。

女性の貧血の7割は、「鉄分欠乏性貧血」です。
ヘモグロビンの合成が低下する理由は、「鉄分不足」です。鉄は赤血球を作るのに欠かせない栄養素です。 女性は妊娠や授乳、月経などで鉄を体外に排出する機会が多く、鉄不足になりやすいのです。結果として血中のヘモグロビンの合成が低下し、鉄分欠乏性貧血になりやすくなります。

鉄が不足する原因

鉄が不足する原因はいくつか考えられます。

無理なダイエットや偏食

ヘモグロビンは鉄分を含むタンパク質で出来ています。無理なダイエットや偏食でタンパク質が不足したり、鉄分の吸収をサポートする働きのあるビタミンCが不足するとヘモグロビンの合成が低下します。

妊娠や授乳

妊娠中は、胎児の発育や胎盤を維持するために鉄分が多く使われます。また、授乳期になると赤ちゃんの成長のために鉄分が多く必要になります。必然的に母体の鉄分が少なくなり、貧血になるリスクが高まります。

過多月経や消化器系の疾患

子宮筋腫などでおきる過多月経や胃潰瘍や十二指腸潰瘍など少量の出血をおもなう疾患でも貧血になることがあります。また、出血をともなう痔にも注意が必要です。

蜂の子の効果

蜂の子が貧血に効果が期待される理由には、蜂の子に含まれる成分があります。

貧血の主な原因は鉄分の不足です。蜂の子には100g中1.29mgの鉄が含まれています。
鉄分の補給に良いとよく言われるのがほうれん草ですが、五訂日本食品標準成分表ではほうれん草に含まれる鉄は100g中0.9mgとなっています。つまり、ほうれん草よりも多くの鉄が蜂の子には含まれています。

また、蜂の子に含まれる鉄は「ヘム鉄」です。
鉄には、動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」があります。ヘム鉄の方が非ヘム鉄よりも吸収力が高いと言われています。

ヘモグロビンに含まれている鉄もヘム鉄です。当然、ほうれん草の非ヘム鉄よりも貧血に対する効果は期待されます。

タンパク質

蜂の子は、古くから山間部で貴重なタンパク源として食べられていました。実際、蜂の子には、100g中に9.4gとタンパク質が豊富に含まれています。
ヘモグロビンは鉄とタンパク質で構成されているので、タンパク質の補給は不可欠です。

ビタミンC

蜂の子には、ビタミンCも100g中3.8mg含まれています。
ビタミンCは、鉄を体内に吸収しやすくする働きとヘモグロビンの合成を促進する働きがあります。貧血には鉄分と同時にビタミンCを摂取するのがより効果的です。

蜂の子でより健康に

貧血を改善するためには、生活習慣や食生活を見直すことが大切です。そして、蜂の子などの健康食品で必要な栄養を摂取して、より健康な体づくりを心がけることも必要ですね。