蜂の子とローヤルゼリーの違い

蜂の健康食品として有名なのが「ロイヤルゼリー」です。美容や健康のためにロイヤルゼリーを愛用している人も多くいます。では、蜂の子とロイヤルゼリーの違いはどのようなものでしょうか?

ロイヤルゼリーとは

ロイヤルゼリーは、女王蜂の食べ物として知られています。ハチミツの最高級品のように思われていますが、実はハチミツとは別のものです。
ハチミツは働きバチが花の蜜を集めて巣に貯えたものですが、ロイヤルゼリーは働き蜂が花粉を体内に取り入れて体液と絡めて分泌したものです。酸味の強い乳白色のとろりとした物質で、見た目もハチミツとは異なります。働きバチも女王蜂も同じメスですが、女王蜂になるメスだけが生涯食べるのがロイヤルゼリーです。成虫となった女王蜂は働きバチより2~3倍も体が大きく、唯一卵を産むことができるのは、この栄養価の高いロイヤルゼリーのお蔭です。

蜂の子とは

一方、蜂の子はその名の通り蜂の子どもである幼虫やサナギのことです。古くから日本各地で貴重なタンパク源として食べられていました。また、約2000年前の中国最古の薬物学書に蜂の子の薬効が記述されています。現代においても世界各国で蜂の子の効果が研究されています。

蜂の子とロイヤルゼリーの違いは?

蜂の子とロイヤルゼリーの違いを「成分」と「効能」でみましょう。

成分の違い

ロイヤルゼリーは蜂がつくったもので、蜂の子は蜂の幼虫やサナギなので、含まれる成分も少し異なります。

ロイヤルゼリーの成分

ロイヤルゼリーには、タンパク質、炭水化物、脂質が含まれ、特に卵と同等の良質なアミノ酸が含まれています。また、独自の成分である10-ハイドロキシ-δ-2-デセン酸などは、未知の成分として今後の研究が期待されています。

蜂の子の成分

蜂の子は、タンパク質、脂肪、炭水化物を多く含んでいます。さらに、ビタミン、ミネラル、脂肪酸、必須アミノ酸など豊富な栄養成分が含まれています。栄養価はロイヤルゼリーよりも高いと言われています。

効能の違い

蜂の子やロイヤルゼリーにはさまざまな効能が言われています。

ロイヤルゼリーの効能

ロイヤルゼリーの健康効果としては、「老化予防」や「免疫力アップ」などが言われています。具体的な効果では、「更年期障害の症状の改善」「コレステロール値の軽減」「高血圧の予防」「肝機能の改善」などが報告されています。

蜂の子の効能

蜂の子の効能で、もっとも期待されているのが「難聴」や「耳鳴り」の改善です。岐阜大学医学部付属病院の研究チームは、蜂の子を摂取した患者の聴力が改善したことが報告されています。さらに、肌の張りや弾力の改善効果も報告されています。また、「老化予防」「体力増強」「免疫力アップ」などの効果も期待されています。

自分に合った健康食品を

ロイヤルゼリーも蜂の子も優れた健康食品です。蜂の子は見た目が悪いのでためらう人が少なくありませんが、飲みやすいサプリメントになった商品も販売されています。比較検討して自分に合ったものをお選び下さい。