蜂の子に含まれるビタミン

蜂の子にはタンパク質、炭水化物、脂質のほかにビタミン類やミネラル類、アミノ酸類、脂肪酸類などの様々な栄養が含まれています。
今回は蜂の子に含まれるビタミンについて、含有量や効果などを紹介します。

蜂の子に含まれるビタミン

蜂の子に含まれるビタミンは全て水溶性ビタミンなので過剰症の心配がほとんどありません。
主にビタミンB群とビタミンCが含まれています。
ビタミンB群は体を作るのに必要な成分ばかりで、ビタミンCも美容や健康に欠かせません。
蜂の子100gあたりに含まれる含有量と摂取推奨量を記載するので、1日のビタミン摂取の目安にしてみて下さい。
効果 蜂の子100gあたりの含有量 一日の摂取推奨量(成人男女)
ビタミンB1

ブドウ糖をエネルギーにする際に必要です。糖質を栄養源としている脳神経系の正常な働きにも関わっています。皮膚や粘膜の健康維持も支えています。

0.41mg

1.1~1.4mg

ビタミンB2

糖質や脂質、タンパク質をエネルギー代謝する機能を支えています。よく運動する人は消費されやすいです。皮膚や粘膜の健康も維持しています。

0.91mg

1.1~1.6mg

ナイアシン

体内で必須アミノ酸のトリプトファンからも合成されます。糖質や脂質、タンパク質からエネルギーを作るときに必要な酵素を補助します。皮膚や粘膜の健康維持も助けています。

3.67mg

10~15mg

パントテン酸

糖質や脂質、たんぱく質の代謝やエネルギーを作り出すのに必要な酵素の補助をします。皮膚や粘膜を健康にして、コレステロール・ホルモン・免疫抗体などの合成にも関わります。

1.19mg

4~5mg

ビタミンB6(ピリドキシン)

タンパク質からエネルギーを作ります。筋肉や血液が作られるときにも必要です。皮膚や粘膜の健康も維持しています。

0.12mg

1.2~1.4mg

ビオチン

糖質やアミノ酸の代謝に関わる酵素の補酵素としてエネルギーを作り出すサポートをします。皮膚や粘膜を健康に保ちます。

0.02mg

0.05mg

ビタミンC

コラーゲンを作る際に必要です。ストレス抵抗力を強めたり、鉄の吸収をアップさせたり、皮膚や粘膜の健康を維持します。細胞を老化させる活性酸素を除去する抗酸化作用もあるので老化を防止して美容にも効果的です。

3.80mg

100mg

コリンというビタミン様作用物質も、蜂の子100gに対し、168.4mg含まれています。
コリンは不足しても欠乏症がないのでビタミン様作用物質となっています。
アミノ酸から作られる栄養素で、細胞膜を作るレシチンや血管を広げるアセチルコリンの材料となり、動脈硬化などの病気を予防します。
また神経細胞の成分でもあるので記憶力の維持やアルツハイマー症の予防にも期待されています。
これらのビタミン類が蜂の子には含まれています。
体の機能を正常に保つのに必要な栄養素ばかりであることが分かります。
主に皮膚や粘膜を強く保つので丈夫な体を作ることができるでしょう。

蜂の子で水溶性ビタミンを摂取しよう

蜂の子で水溶性ビタミンを摂取して美容と健康に良い体作りをしましょう。
野菜不足を感じている人はビタミンも不足しがちです。
蜂の子を摂取する習慣を身につけるとビタミンを補うことができます。
蜂の子にはビタミンのほかにも有効な栄養素がたくさん含まれているので毎日の習慣としておすすめです。
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