蜂の子とメニエール病への実験

美容や健康に効果があると評判の蜂の子。難聴や耳鳴りの改善例に加え、「メニエール病」にも効果があるという報告がされています。

メニエール病とは

メニエール病は、めまいをともなう耳の病気です。グルグル目が回るようなめまいや、難聴や耳鳴りを引き起こします。

メニエール病の原因と言われているのが、内リンパ水腫(すいしゅ)です。
内耳の中には音を受け取る蝸牛(かぎゅう)と平衡感覚を保つ三半規管(さんはんきかん)と耳石器(じせきき)があります。この音を受け取る器官と平衡感覚を保つ器官の両方もしくはどちらかの器官にリンパが増え、水ぶくれに状態になるのが、内リンパ腫です。
内リンパ腫が両方の器官に発生すれば、めまいと難聴が発生します。蝸牛だけの場合は、めまいは感じずに難聴が強く出て、三半規管や耳石器が水ぶくれになれば、難聴よりもめまいだけを自覚します。

メニエール病は、30代~50代の女性が多くかかると言われています。また、働き盛りの男性もかかる割合が多いようです。そのため、ストレスが引き起こす病気と考えられ、ストレス以外に、寝不足や疲労、生活習慣の乱れ、几帳面な性格なども要因になると言われています。

蜂の子を用いたメニエール病の実験

蜂の子の具体的な症例の改善例として有名なのが「難聴」や「耳鳴り」の改善です。
メニエール病の改善に関しては、「難聴の改善効果」と「ストレス抑制効果」が考えられます。

難聴の改善効果

東邦大学医療センター病院の三浦教授が、蜂の子の粉末を用いておこなった臨床データでは、耳鳴りの患者の約68%に有効という結果を発表しています。また、耳鳴りの患者を症例別に分けた結果では、有効と回答した9例の症例の中に、メニエール病が2例含まれていました。このことから、難聴をともなうメニエール病にも効果が期待されます。

ストレス抑制効果

メニエール病の主な原因と言われているストレス。蜂の子にはストレスを抑制する効果も示唆されています。
岐阜大学医学部付属病院の青木准教授らの研究グループがおこなった難聴患者60人を対象におこなった試験では、酵素分解した蜂の子を摂取した患者の聴力が大幅に改善したことが報告されています。また、血液検査では、効果のあった治験者の血中のコルチゾールの値が低下していることも判明しました。

コルチゾールは、副腎脂質から分泌されるホルモンで、強いストレスを感じると多く分泌されます。「ストレスホルモン」と呼ばれ、ストレスと非常に緊密な関係にあります。

このように蜂の子には、ストレスにつながるコルチゾールを抑制する効果が認められています。そのため、難聴だけでなくメニエール病の改善にも効果が期待されます。

病院で診断することが大切

メニエール病は、突発性難聴と間違えやすい病気です。メニエールはめまいや突発性難聴が繰り返しおこることが特徴です。めまいや突発性難聴が頻繁におきたら医師に診断してもらいましょう。そして、ストレスの改善のために蜂の子などのサプリメントを摂取することを相談してみましょう。