蜂の子は腎臓の働きを助ける?

蜂の子は腎臓の働きにも良い影響を与えます。
そもそも腎臓はどのような働きをしているのでしょうか。
蜂の子の効果とともに紹介します。

腎臓の働き

腎臓は握りこぶしくらいの大きさで腰のあたりに左右対称に2つ存在しています。
まず大きな役割として老廃物を体外へ排出しています。
腎動脈や腎静脈があり血液を濾過して塩分や老廃物などを尿として追い出します。
そのため尿管とも繋がっています。
腎機能が悪いと老廃物が排出されずに、血液の中に蓄積してしまう尿毒症を引き起こすこともあります。
さらに塩分と水分の排出量をコントロールすることで血圧を正常に維持したり、体液量やイオンバランスを調整したりと、体のバランスを整えています。
腎臓から出るエリスロポエチンというホルモンは骨髄の中にある細胞に刺激を与えて血液を作る働きもしています。

腎臓を助ける蜂の子の働き

腎機能の維持

蜂の子にはミネラルの一つであるカリウムが含まれます。
蜂の子100gで1日に摂取すべきカリウムの10%ほどを補うことができます。
カリウムは食塩の成分であるナトリウムとともに細胞の浸透圧を調整しており、余分な水分や塩分を排出する役割があります。
また利尿作用もあるので尿をたくさん作ります。
このカリウムの働きによって腎臓の負担が軽くなり、腎機能が維持されるのです。
腎臓の機能が落ちた人はカリウムを排出できないため摂取を制限されますが、健康な腎臓にとってはカリウムの働きが必要です。

腎機能障害の予防

塩分を摂取し過ぎると血管の抵抗が高くなって血圧が上がったり、自律神経のうち交感神経を活発にさせたりします。
交感神経が働くと、腎静脈や細い腎内血管を収縮させて腎臓の血流量が少なくなり、高血圧や慢性腎臓病などの腎機能障害の引き金になりかねません。
そこで、蜂の子に含まれるタウリンが良い影響をもたらしてくれます。
タウリンには神経伝達物質の抑制作用があり、交感神経の働きを抑えてくれます。
これにより腎臓の血流量・腎機能が正常に保たれて血圧の上昇や腎機能障害の予防に繋がるのです。
蜂の子100gあたりにタウリンは31gも含まれています。
塩分を摂り過ぎたと感じたときは蜂の子を摂取してタウリンを補いましょう。

腎臓を守る為に蜂の子を摂取しよう

腎臓は体の老廃物を排出させるなど大切な働きをしています。
腎不全になると治療は難しくなるので、腎機能の維持や腎障害の予防のために蜂の子を摂取して腎臓の機能を守りましょう。
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