蜂の子の缶詰とは?

蜂の子は採取できる地域だけでなく、缶詰として全国で食べることができます。
蜂の子の缶詰とは一体どんな特徴があるのかを紹介します。

蜂の子の缶詰について

どこで購入できるのか

蜂の子の缶詰は採取できる岐阜や長野県などの土産物店で購入できます。
都内では自動販売機でも購入できる場所があるようですが、いつまで設置しているかは不明です。
そのため確実に購入するにはインターネット通販がおすすめです。
様々な大手ネット通販サイトや、地元店の通販サイトでも取り扱っています。
蜂の子の味付け煮や冷凍の生蜂の子は時期によっては受付を終了していますが、缶詰であれば在庫次第でいつでも購入することができます。

見た目

缶詰としての種類はそんなに多くありません。
見た目は普通の缶詰で、原材料名や製造者、賞味期限なども記載されており一般的です。
蜂の子のことである「ヘボ」の解説を記載している缶詰もあります。
開封すると、中にはギッシリと蜂の子が詰まっています。
味付け煮されているので茶色く色づき粒々としており、時々成虫が混じって黒っぽい色も見えます。
耐性がある人の場合は味付けご飯のようにも見えるなど、生の蜂の子よりは見た目のインパクトが少ない印象です。

やはり味付けされているので醤油や砂糖などのイメージしやすい味です。
蜂の子であるという主張が少なく、目をつぶって食べると気づかないかもしれません。
幼虫はモチモチ、成虫はカリカリとした食感が人気です。
食べ慣れている人から見ると美味しくてご馳走のように感じるでしょう。
また初めて挑戦する場合も、普通の蜂の子より缶詰の方が食べやすい印象です。

価格

インターネットショップの価格では蜂の子缶詰3パック入りで3500~5000円台です。
(2018年2月現在) 1缶あたり1200~1600円となります。
賞味期限は製造から3年間もつのでストックしておいても良いですね。
ただフルーツや魚など一般的な缶詰に比べるとかなり高価です。
高級珍味と呼ばれるだけあります。

蜂の子の缶詰をアレンジ

ご飯のお供としてそのまま食べても良いですし、お酒を飲む人であれば缶から直接食べても蜂の子の美味しさを楽しめるでしょう。
そのままでは抵抗がある場合はアレンジしてみてください。
炊き込みご飯の具材としてご飯と一緒に炊くと香ばしさが際立ちます。
毎年岐阜で行われるヘボ祭りでも、蜂の子の混ぜご飯が振る舞われています。
また卵焼きにネギやカニカマなどの具を入れる方は多いと思いますが、蜂の子を刻んで入れるのもおすすめです。
卵には砂糖も醤油も合いますから、味付けされた缶詰の蜂の子は相性抜群です。
柔らかい卵焼きに良いアクセントを与えてくれるでしょう。
さらに春巻きの具にするのも適しています。
春巻きの中にはお肉や魚介類、チーズなどを入れてアレンジを楽しむ人が多いですが、缶詰の蜂の子を刻んで具材として包むと美味しくなります。
揚げることで熱が入りさらに香ばしい蜂の子を味わうことができるでしょう。

蜂の子は缶詰なら食べやすい

蜂の子はお祭りで食べたり冷凍の生蜂の子を頼んだりするよりは缶詰の方が食べやすいです。
日持ちもしますし味付けされて茶色く色づいているので、そこまで抵抗感がありません。
自分で火を通すより、既に調理済みの方が準備も楽です。
蜂の子だと意識しなければ味はとても美味しいと好評なので、いつでも購入できるネット通販などで蜂の子の缶詰を堪能してみて下さい。
関連コラムcolumn