蜂の子でむくみ対策

朝起きると顔がむくんで大きく見えたり、デスクワークで夕方になると足がパンパンにむくんでいたりと実際よりも太って見せてしまう厄介なむくみ。
特に女性はむくみ対策のために体を温めたりマッサージしたりと努力している人も多いでしょう。
実はそんなむくみに蜂の子の豊富な栄養素が良い効果を与えてくれます。
一体どのようにむくみを改善してくれるのか紹介します。

むくみとは

むくみの原因

まず運動不足で筋肉が衰えると、心臓から足まで送られた血液を戻す力が不足してしまいます。
すると体の血液循環が悪くなり血液中の水分の循環も滞ってしまうので、皮膚と皮下脂肪に水分が溜まりむくみが起きてしまいます。
またリンパ液の循環が悪くなることも原因の一つです。
体内の老廃物の回収・排出などを行っているリンパ液がスムーズに排出されないために血管やリンパ管の中に水分が溜まってむくんでしまいます。
そして塩分の摂り過ぎも原因です。
細胞組織は過剰になった塩分濃度を下げようとして水分を溜め込みます。
細胞や血管から水分が溢れて細胞周囲に蓄積されることでむくみの原因となります。
筋肉量が少ない人や立ち仕事が多い、皮下脂肪が多い、ストレスが多い、冷え症などの人は血行不良・リンパ液の循環不良になりやすくむくみに陥りやすいです。
逆に水分不足で血行不良の場合もむくみやすいでしょう。

むくみの解消方法

むくみを解消するためには塩分の多い食べ物やアルコールを控えて、血液循環を良くする水分の摂取を心がけましょう。
カリウムを摂取して体内の余分なナトリウムの排出を促すのも大切です。
また運動をして体を温めるのも血行促進に効果的です。
特にお風呂上りにマッサージをすると血流が良くなっているのでリンパを流しやすくなります。

蜂の子のむくみ解消効果

水分排出

蜂の子100gあたりにはカリウムが269mg含まれます。
カリウムの1日の摂取基準量は成人男女で2000~2500mgと設定されており、蜂の子で足りないカリウムを補うことができます。
カリウムの働きはナトリウム(塩分の成分)と相互に働き、過剰になったナトリウムを体外へ排出します。
細胞内液に多く存在するカリウムは細胞外液に多いナトリウムと浸透圧を平衡に保っています。
塩分を摂り過ぎてナトリウムが過剰になると、カリウムがバランスと保つために汗や尿としてナトリウムを排出するのです。
これによりむくみを改善・予防します。
さらにカリウムには利尿作用もあるので、体内の細胞から回収されてきた水分を効率よく排出してむくみを防ぎます。
蜂の子100gでは1日分のカリウム摂取基準量の10%ほどを補うことができるので、他にもカリウムが多く含まれるホウレン草やバナナ、アボカド、納豆、じゃがいも、さわらなどを積極的に摂取することでカリウムを十分に補うことができます。

血行促進

蜂の子には血行を促進してむくみを解消できる栄養素が豊富に含まれています。
以下にまとめます。
ナイアシン...毛細血管を広げて血液循環を良くします。
パントテン酸...善玉コレステロールの合成を促進、悪玉コレステロールを減らして血液の流れを改善します。
アルギニン...体内で血管を拡張して血流をスムーズにする一酸化窒素を作ります。
体の循環や腎循環、血圧の調整にも関わります。
鉄...赤血球を構成する成分であるヘモグロビンの材料となります。
血流を促すためには貧血予防も必要です。
オレイン酸・リノール酸...コレステロール値の低下により血流を改善します。
リノレン酸...血液をサラサラにするDHA・EPAに変換されることで血流を改善します。
蜂の子にはこれらのアミノ酸やミネラル、脂肪酸などによって血流改善、血行促進に効果をもたらしてくれます。
長時間の同じ姿勢で血行が悪かったり、体の冷えにより血流が良くなかったりするとむくみやすいので、蜂の子を摂取して体の内側から予防しましょう。

蜂の子でむくみを改善する

蜂の子にはむくみ改善に効果的な栄養素がたくさん含まれています。
なかなか運動をする時間がない方や、デスクワークで同じ姿勢がどうしても続いてしまう方は、むくみの解消に効く栄養を摂取してみてください。
特に血行不良でむくみが続いていると動脈硬化などの病気にも繋がりかねません。
健康のためにも蜂の子はおすすめできます。
関連コラムcolumn