蜂の子は便秘に効く?

便秘に悩まされる人は多いですが、その原因は様々です。
食物繊維や水分をたくさん摂っていてもスッキリ出来ない人もいます。
実は蜂の子は精神的要因が理由の便秘に良い効果をもたらしてくれます。
意外と関係が深かった蜂の子と便秘について紹介します。

蜂の子が効果的な便秘

ストレスからくる便秘

社会生活で大きなストレスを抱えていると自律神経が乱れます。
自律神経は緊張状態のときに活発になる交感神経と、リラックス状態のとき活発になる副交感神経があります。
副交感神経が働いているとき、腸が活発になりスムーズな排便ができるように活動しているのです。
しかしストレスを感じ続けていると副交感神経がうまく働かず自律神経が乱れてしまいます。
その乱れにより交感神経が優位になってしまうと腸の働きが抑制されて便秘を引き起こします。
大腸が常に緊張し続けてしまい便が排出できないのです。
そこで蜂の子に含まれるアミノ酸の一種、トリプトファンが効果をもたらします。
トリプトファンは体内で神経伝達物質であるセロトニンの材料となります。
セロトニンは不安や恐怖などの感情を軽減するように働くので精神を落ち着かせます。
気持ちを安定させることで自律神経が整います。
またセロトニンは睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンを作る働きもあるので、ストレスで十分な睡眠が取れない人にも効果をもたらします。
夜間の副交感神経も活発になるでしょう。
自律神経が整うと腸の働きもスムーズになり正常化されるので、ストレスからくる便秘を改善に導いてくれます。

セロトニン不足による便秘

セロトニン繋がりでもう一つ便秘に効果的な働きがあります。
セロトニンは平滑筋という筋肉を収縮・弛緩させる作用を持っていることが分かっています。
平滑筋とは血管や気管支、腸管など体のあらゆる部分に存在しており、私たちの無意識に筋肉の収縮や弛緩を行っています。
この平滑筋が腸のぜん動運動を促す働きをしているので、セロトニンが不足しているとぜん動運動が活発にできなくなり便秘に繋がってしまうのです。
蜂の子には先ほどお伝えしたようにセロトニンの材料となるトリプトファンが含まれるので、体内でセロトニンが作られます。
特に腸管には体内にあるセロトニンの90%が存在しています。
市販の胃腸薬ではセロトニンの受容体を刺激してぜん動運動を促進させるものもあります。
それほどセロトニンは腸の活動や便秘と関わりがあるのです。
蜂の子で十分に補給しておくことで便秘解消に効果がみられるでしょう。

蜂の子と一緒に摂取したい食べ物

蜂の子のみで便秘を解消しようとすると毎日たくさん食べなければいけません。
蜂の子は安価ではないですし、様々な食材の栄養もバランス良く摂取するため、できればその他の食べ物も組み合わせて便秘解消を目指しましょう。
食物繊維の多い野菜や果物、大豆製品、お茶なども効果的ですし、乳酸菌を摂取できる乳製品を摂り入れて腸内環境を整えるのもおすすめです。
また腸内に水分を送るために水分補給も忘れないようにしてください。

蜂の子で便秘解消に期待しよう

蜂の子はストレスからくる便秘に効果を発揮すると分かりました。
またセロトニン不足も便秘の原因の一つなので蜂の子で補うようにしてください。
ストレスは感じたくなくても、仕事や家庭で嫌でも感じてしまうでしょう。
精神的に不安定だと便秘以外にも健康に悪影響を及ぼしてしまいます。
気分転換やストレス解消するとともに蜂の子の摂取で解決していきましょう。
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